悪い経験

　　僕は小さい頃から数学が嫌いです。アメリカに来て大学に入学した後、中国人として、数学が上手なのは当然だとすべての人に言われましたが、僕は確かに数学に天分がありません。先生は僕にたくさんの問題を解かせましたが、まったく役立たず、少し変更があったら、また出来なくなってしまいました。

　　簡単そうな概念は統合されると、極度に複雑になってしまいました。僕は自分が数学を勉強する天分が全然ないと思います。その後、母は家庭教師を雇ってくれました。僕はたくさんの数学の問題を解かせられましたが、これは僕にますます数学を嫌いにならせるようになってしまいました。

　　多分、子供の時の僕は数学の問題を解く経験に乏しいと思っていましたが、成長するにつれて、何度も何度も数学の問題を解かせられることによって、私はだんだん本気で数学の問題を解くことが嫌いになってきて、本来できるはずの問題も解けなくなってきました。

　　最もうっとうしいのは僕の専攻は化学で、化学は良い数学の成績が要求されるので、僕は不合格になるわけにはいきません。不合格だったら、いい成績が取れるまで数学をもう一度勉強しなければなりません。まったく、これは時間とお金の浪費です。

　　こういうことを話すのは甘いかもしれませんが、高等数学を勉強するのは確かに僕の日常生活に役立たないと思います。野菜を買うとき、導関数を求める必要もないですし、レストランへ行くとき、方程式を解く必要もないです。これらの数学知識は偉大なる科学者が必死に考え出して、人類の社会に重大な意義を持っているとわかっていますけど、これらの私の生活と全く関係がないものがどうやって働くのを知りたくないです。もっと素直に言うと、料理の作り方を勉強するのも高等数学を勉強するよりずっと意義があると思います。まったく、自分が苦手でしかも嫌いな領域で成績を取るのを強いられるのは最悪の経験ですね。